2008年08月12日

オマハのストレートドローその9 フラッシュ・スーテッド関連

フロップでツーフラッシュが出た場合


これまではフラッシュのことは考慮せずストレートドローの確率を計算していたが、ボードに2枚目のスーツが出た場合であなたがスーテッドカードを持っていないのなら、ナッツアウツを減らさなければならない





フロップ [ Td 9d 2c ] You Hold Q-J-8-7


20カードラップストレートドローを持っている。ナッツは14枚のビッグストレートドローだ。(K 4枚 Q 3枚 J 3枚 8 3枚 7 3枚 6 4枚) しかし、アウツの20枚のうち6枚はフラッシュのアウツになっている。ナッツアウツは14から 10に下がる。

たとえ、ターンでナッツフラッシュができたとしても、リバーでフラッシュができた場合も負けとなる。


この例の場合で、敵がAA+ナッツフラッシュドローを持っている場合の勝率は3:2になる。


omaha


スーテッドの重要性

一般的にオマハでナッツでないフラッシュドローにコストを掛けるのは間違いだ。ナッツでないフラッシュドローは主要なドローにはならない。しかし、スーテッドカードを持つことはあなたのドローの手助けとなるのだ。その理由を説明しよう。


その1 相手がセットである場合、打ち勝つためのアウツが増えるだろう




フロップ [ 4d 6c 7d ] Opponent Hold4h-2h-4c-3s

相手は44のセットを持っている。こちらはJ-T-9-8のフォーコネクターを持っているとしよう。勝率は以下のようになる。

13カードストレートドロー
omaha

13カードストレートドロー+フラッシュドロー
omush

この場合、フラッシュドローも加わると勝率が10%ほど向上する。


その2 フロップストレートができたときフリーロールするアウツが増えるだろう


フラッシュドローの見込みがある場合の勝率
okijsi


その3 より大きなストレートドローにドミネートされている際に逃げ道となるだろう




フロップ [ 9c 7d 5c ] You Hold8-6-5-4

あなたはナッツストレートができている。しかし相手がJ-T-8-6を持っているとしてターンに

ターン [ 9c 7d 5c Tc ]

より上のストレートを作られてしまった。しかし、スーテッドであるならまだ望みはある。

オマハ画像 ポーカー



その4 あなたがモンスタードローを持っている場合、ナッツフラッシュドローの確率を減らせる



フロップ [ 8d 7s 2s ] You HoldJ-T-9-8

相手がAs-5s-6c-7cのナッツフラッシュドロー+下ストレートドローを持っている場合でこちらが…


レインボーである場合
ポーカー


スーツ2枚持ちの場合
ポーカー7

スーツ4枚持ちの場合

ザ・オマハ画像

だから、


 スーテッドでないストレートハンドをプレイするな 



※ 個人的雑感だけど、ストレートドロー系ハンドのスーツの理想的配分はこうなると思う。

2:2:0:0(ダブルスーテッド)>2:1:1:0(シングルスーテッド)>3:1:0:0(スーツ3枚)>4:0:0:0(スーツ4枚)>1:1:1:1(レインボー)

悪く思われがちなオールスーテッドだが、ボードにツーフラッシュが出た場合、相手のAハイフラッシュを妨害できるメリットがある。レインボーより役立つということになる。

posted by Nick O at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月08日

オマハのストレートドローその8 マージナルハンド群

マージナルハンドで参加できる条件は、

前から強いレイズが入っていない

レイトポジションに座っている


プレイできるマージナルハンドはトップシングルギャップランダウン、トップアンドボトムギャップランダウンだ。



・マージナルハンド−タイプ別紹介(強い順に紹介)


▲トップシングルギャップランダウン (スリーコネクター+上ワンギャップ) 代表的なハンド J-9-8-7


A-Q-J-T,K-J-T-9,Q-T-9-8,J-9-8-7,T-8-7-6,

9-7-6-5,8-6-5-4,7-5-4-3




マージナルハンドの中でどの組合せもプレイできるもの


▲トップアンドボトムギャップランダウン (ストレートに絡めるワンギャップ二組) 代表的なハンド J-9-8-6


A-Q-J-9,K-J-T-8,Q-T-9-7,J-9-8-6,T-8-7-5,

9-7-6-4,8-6-5-3,7-5-4-2




K-J-T-8はマージナルハンドの中でベストに入る。


▼トップツーシングルギャップ (コネクターとワンギャップの間にあるワンギャップ) 代表的なハンド J-9-7-6


A-Q-T-9,K-J-9-8,Q-T-8-7,J-9-7-6,T-8-6-5,

9-7-5-4,8-6-4-3,7-5-3-2




この形は捨てるハンド 参加するならJ-9-7-6以上のものに限るというところか

※ ショートハンド時やヘッズアップ時で参加するのはアリだと思う。フルテーブル時は問題無く捨てでいいだろう。


▼トップツーギャップ (コネクター+ツーギャップ)  代表的なハンド K-T-9-8


A-J-T-9,K-T-9-8,Q-9-8-7,J-8-7-6,T-7-6-5,

9-6-5-4,8-5-4-3,7-4-3-2




エクセプション:レイトポジションで誰もレイズしていないのならK-T-9-8をリンプで入る



※形式上マージナルハンド群にA-X-Y-Zを入れてしまったわけだが、

9以上のカード4枚はマージナルハンドではない


特にその4枚で、

スーテッドAがあるのならプレミアムハンド


として扱われる。


オマケ

★エースハイビッグカード (3枚が9以上+A1枚) 
代表的なハンド A-K-Q-J



A-K-Q-J,A-K-Q-T,A-K-J-T,A-K-Q-9,A-K-J-9,A-K-T-9,
A-Q-J-T,A-Q-J-9,A-Q-T-9,A-J-T-9





【オマハのストレートドロー マージナルハンド群の関連記事】

その6 プレイできるハンド
posted by Nick O at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハのストレートドローその7 トップギャップハンド

ここではマージナルハンドについて説明する。

Top-Gap Deficiencies


前回トップギャップランダウン(スリーコネクター+上ワンギャップ)はランキングに含まれなかったその理由を説明しよう。


そしてプレイするのも悪いトップギャップともども紹介する。



J-8-7-6(スリーコネクター+上ツーギャップ)


このハンドは捨てるべきハンドだ。このハンドは4枚中3枚しか機能しないスリーカードハンドである。例えばフロップで

フロップ [ Ts 9d 2c ] 


出たとしよう ストレートのアウツは17だがナッツアウツは7しかない。Three-card Wraps case.2を参照

そしてこのハンドは簡単にドミネートされるのだ。この場合K-Q-J-Xにドミネートされている。

トップギャップランダウンは13カードナッツストレートドローにならない限りプレイできないのある。


だからトップツーギャップランダウン(スリーコネクター+上ツーギャップ)はトラブルを引き起こすだけなのでプレイしてはならない


ただし、A-J-T-9は話は違う。かなりいいハンドである。そしてK-T-9-8はマージナルハンドの中でベストハンドである。


J-9-8-7(スリーコネクター+上ワンギャップ)


これはトップツーギャップよりいいハンドだ。だが、ギャップではないという所に苦しみを感じてしまう。

例えばフロップで…


フロップ [ 7s 6d 5c ]

が出たとしよう。現時点ではナッツストレートだ。だがギャップのおかげでリドローストレートにはならないのである。

[ 6 5 ] ] , [ T 6 5 ]

と出ればストレートリドローもできる形となる。
 

[ T 7 6 ] , [ 6 5 4 ]

と出ればナッツストレート+リドローストレートとなる。


トップシングルギャップランダウンは全体的に見て捨てなくてもよいハンドだ。


しかし、このハンドはJ-T-9-7,J-T-8-7より弱いということを理解して欲しい。



J-9-8-6(ストレートに絡めるワンギャップ二組)


このハンドはさらにマージナルなハンドである。 [ T 7 X ] , [ 7 5 X ] と出れば13カードナッツストレートドローになる。このタイプに属するK-J-T-8はわずかに良く インサイドブロードウェイラップの可能性も秘めている。(A-Q-X)


J-9-7-6(コネクターとワンギャップの間にあるワンギャップ)


この形はさらに悪い。簡単にドミネートされてしまう。

posted by Nick O at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハのストレートドローその6 プレイできるハンド

ここではオマハでプレイできるストレートドロー系ハンドを紹介する。


最強のストレートドローハンドはJ-T-9-8だ。ストレートドローをする時はこういったパーフェクトランダウン(ハンド全てが連結している状態)が望ましい。

J-T-9-7, J-T-8-7, Q-J-T-7, Q-J-9-7, Q-J-8-7

これら挙げた全てのハンドはフロップ次第ではモンスタードローに発展する可能性を秘めている。


・プレイできるハンド−タイプ別紹介(強い順に紹介)


★パーフェクトランダウン (フォーコネクター) 
代表的なハンド J-T-9-8



A-K-Q-J,K-Q-J-T,Q-J-T-9,J-T-9-8,T-9-8-7,

9-8-7-6,8-7-6-5,7-6-5-4,6-5-4-3




ストレートドローをする場合の最高の形 パーフェクトランダウンはフロップナッツストレート+リドローストレート,13カードナッツストレートドロー,トップツーペア+オープンエンドストレートドロー ができる可能性を秘めている。

A-K-Q-J〜9-8-7-6−ビッグストレートドローの可能性を秘めている。

8-7-6-5〜6-5-4-3−フロップを見に行く価値あり


※ストレートドローだけを評価するとA-K-Q-JよりもJ-T-9-8の方がストレートができる可能性が高い ただスーテッドも考慮に入れるとA-K-Q-Jの方が使い勝手がいいと思うのは私だけだろうか?(レインボーである場合はJ-T-9-8に軍配が上がると思う)



★シングルギャップランダウン (スリーコネクター+下ワンギャップ) 
代表的なハンド J-T-9-7



A-K-Q-T,K-Q-J-9,Q-J-T-8,J-T-9-7,T-9-8-6,

9-8-7-5,8-7-6-4,7-6-5-3,6-5-4-2




パーフェクトランダウンの次に良いとされるストレートドローの形 13カードナッツストレートドローとペア+17カードラップドローの可能性を秘めている。かなり強いドローイングハンド


★ミドルギャップランダウン (二組のコネクターとコネクターを繋ぐ中間のギャップ)  代表的なハンド J-T-8-7


A-K-J-T,K-Q-T-9,Q-J-9-8,J-T-8-7,T-9-7-6,

9-8-6-5,8-7-5-4,7-6-4-3,6-5-3-2




ミドルギャップランダウンはプレミアムハンドの中のマージナル(境界線ギリギリという意味)に属する。ミドルギャップがヒットしない限りドローにはならない。しかしモンスタードローである20カードストレートドローになる可能性はある。




◆ツーギャップランダウン (スリーコネクター+下ツーギャップ) 
代表的なハンド Q-J-T-7



A-K-Q-9,K-Q-J-8,Q-J-T-7,J-T-9-6,T-9-8-5,

9-8-7-4,8-7-6-3,7-6-5-2




ビッグドローになる可能性を秘めているが、ツーギャップランダウンをどのポジションからでもプレイするのは悪いプレイになる。


◆ツーシングルギャップ (中間にシングルギャップが2つ) 
代表的なハンド Q-J-9-7



A-K-J-9,K-Q-T-8,Q-J-9-7,J-T-8-6,T-9-7-5,

9-8-6-4,8-7-5-3,7-6-4-2





ツーギャップランダウンとツーシングルギャップは16ナッツラップドローになる可能性を秘めている。Speculative(低確率で強い手になるハンド,ローリスクハイリターンを狙うハンド,ホールデムでいうスモールペアからのセット狙いみたいなものか?)ハンドに属する。


◆ツーミドルギャップランダウン (中間に2枚のコネクターギャップ) 
代表的なハンド Q-J-8-7



A-K-T-9,K-Q-9-8,Q-J-8-7,J-T-7-6,T-9-6-5,

9-8-5-4,8-7-4-3,7-6-3-2




ツーミドルギャップランダウンは20カードストレートドローになる可能性を持っているが、トラブルが起きる可能性も大きい。 このドローはどの13カードストレートドローに簡単にドミネートされるから、上記に挙げたハンドタイプをプレイすべきである。

(例)

フロップ [ 9s 8d 2c ]  You Hold J-T-7-6

相手がQ-J-T-Xである場合、ドミネートされていて、相手にフリーロールプレイされる危険がある。




※ このセッションのハンド紹介はストレートドローに重点を置いているのでフラッシュ,フルハウスなどについては考慮されていない それを踏まえた上でのプレイできるハンド表になる。
プレイできるストレートドローハンドの中で最も評価の低いツーミドルギャップランダウンだが、A-K-T-9のスーテッドAなら充分プレミアムハンドになる。




【オマハ−ストレートドローの関連記事】


13カードストレートドロー

17〜20ストレートドロー

7枚全てストレートに絡む場合のドロー

インサイドナッツストレートドロー

ビッグポットを獲るコツ フロップナッツストレートができている場合

マージナルハンド群

8カードのストレートドローをプレイしてはいけない理由

ビッグポットを獲るコツ ペア+3ストレートドロー

ビッグポットを獲るコツ ドミネーティングドロー

posted by Nick O at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハのストレートドローその5 インサイドナッツストレートドロー

最後に紹介するストレートドローはインサイドラップ このストレートドローはどのケースの場合もアウツは9枚で ナッツも9枚になる。


Case.1

フロップ [ Ks 9d 2c ] You Hold Q-J-T-X


Case.2

フロップ [ As 2d 8c ] You Hold 6-5-4-3



Case.3

フロップ [ As Kd 6c ] You Hold Q-J-T-9


オマハで発生しうるストレートドローはこれで以上になる。



【その他のストレートドロー】



posted by Nick O at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハのストレートドローその4 7枚全てストレートに絡む場合のドロー

Wraps with three key flop cards

ストレートドローはフロップで コネクター、ワンギャップ、ツーギャップが出現する事でできる。前回はそのストレートに絡む2枚のケースを紹介したが、今回はフロップでストレートに絡む3枚が出た場合のケースを紹介しよう。



Case.1

フロップ [ Ts 7d 4c ] You Hold 9-8-6-5

9-8-6-5はランダウンミドルギャップ(ストレートに絡む4枚と数字の中間が空いている4枚)に属するハンドで ボードが[ 7-6-2 ]と出た場合17ストレートドローになる(ペア+スリーカードランダウンの形で ナッツアウツは11枚)。しかし、[ T-7-4 ]と出た場合はアウツが20枚になり、ナッツアウツは14枚に上がる


Case.2

フロップ [ Qs 9d 7c ] You Hold J-T-8-6

フロップ [ Ks 9d 7c ] You Hold J-T-8-6



J-T-8-69-8-6-5zよりも投資に値するハンドだ。ボードが[ 9-7-2 ]と出た場合は16のナッツストレートドローのアウツで、[ Q-9-7 ] [ K-9-7 ] と出た場合は20カードストレートドローのナッツ14枚となるのだ。


Case.3

フロップ [ Qs 8d 6c ]  You Hold J-T-9-7

J-T-9-7はボードが[ 9-8-X ]と出た場合 17カードストレートドロー ナッツ11枚という形になる。 [ Q-8-6 ]というボードが来た場合、ナッツ16枚のストレートドローになる。


Case.4

フロップ [ Qs Td 6c ]  You Hold J-9-8-7

J-9-8-7はランダウントップシングルギャップ(分かりやすく書くと スリーコネクター+上1枚のギャップ)に属するハンドだ。J-9-8-7を持ったのなら、フロップでが必要となる。[ T-6-5 ]と出た場合、13カードナッツストレートドローとストレートリドローが与えられる。あなたがプレイすべきフロップは、[ 6-5-X ]となる。 しかし、[ Q-T-6 ]と出た場合は、16ストレートドローだがナッツは6枚(8 3枚 7 3枚)しかないのでプレイできない。


Case.5

フロップ [ Ts 7d 6c ]  You Hold J-9-8-6

J-9-8-6はボトム,トップシングルギャップ(分かりやすく書くと コネクター+上1枚のワンギャップ+下1枚のワンギャップ)に属するハンドだ。このハンドは胡散臭さが感じられる。このハンドで必要なフロップは[ T-7-5 ]のパーフェクトキャッチだ。そうなった場合16ナッツストレートドローになる。


Case.6

フロップ [ Qs Td 7c ]  You Hold J-9-8-6

Case.5の続き こちらも16ストレートドローだが、ナッツは6枚(6 3枚 8 3枚)しかない J-9-8-6で理想的なフロップは、[ T-7-X ] [ 7-5-4 ] が来る事だ。だが、[ T-7-X ]Q-J-9-8にドミネートされている。こういう形のハンドは捨てるべきだ。


Case.7

フロップ [ Ts 8d 5c ]  You Hold J-9-7-6

J-9-7-6はランダウンツートップシングルギャップ(分かりやすく書くと コネクター+上1枚のワンギャップ+さらに上1枚のワンギャップ)に属するハンドだ。このハンドは非常に嫌悪感を与えてくれる。仮にフロップで[ T-8-5 ]というようなパーフェクトキャッチした場合でも、16カードストレートドロー ナッツ10枚という形にしかならない。そして、Q-J-9-7に簡単にドミネートされている。フロップナッツストレートができる[ Q-T-8 ]が来たとしても、A-K-J-9にフリーロールプレイをされてしまう。[ 8-5-X ]と出れば、13ナッツストレートドローになる。




※本の合間にプレイすべきハンドの説明がされているけれど、後でまとめて一括紹介する予定



【その他のストレートドロー】

13カードストレートドロー

17〜20ストレートドロー

インサイドナッツストレートドロー
posted by Nick O at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハのストレートドローその3 − 17カード,20カードストレートドロー

アウツが17枚であるときの%(ターンまで 38% リバーまで 62%)
アウツが20枚であるときの%(ターンまで 45% リバーまで 70%)

オマハのビッグストレートドローはラップラウンドストレートドロー(ストレートドローのナッツアウトが13枚以上のもの)だ。17〜20ストレートドローも一般的なものである。

16ナッツラップと20カードラップは手札4枚のカード全て用いて、ボードに該当する2枚以上のカードが来たときにできる。

そのドローが発生しうるケースを説明する。


1.スリーカードランダウン(ストレート完成に関わりのあるカード群)とツーギャップカードがボードコネクターのボトムになっているケース



フロップ [ 9s 8d 2c ] You Hold Q-J-T-7

アウツは16枚でナッツ16枚


※ 持ち手でボードにあるコネクターを上3枚で連結+下1枚の連結しているケース


2.コネクターとと2つのワンギャップカードでボード上のワンギャップを上と下のカードを使って包み込んでいるケース



フロップ [ Ts 8d 2c ] You Hold Q-J-9-7


3.ブロードウェイ16ナッツラップ



フロップ [ Qs Jd 2c ] You Hold A-K-T-9

フロップ [ Js Td 2c ] You Hold A-K-Q-9

フロップ [ Qs Td 2c ] You Hold A-K-J-9

アウツは16枚でナッツ16枚


4.ランダウンツーギャップでボードコネクターがミドルカードである場合 このケースは20ストレートドローになるケースもある。



フロップ [ 9s 8d 2c ] You HoldJ-T-7-6

アウツは20枚でナッツ14枚


20ストレートドローで相手がセット(他のドローが無い状態)ならば、勝率はこのようになる。

92282

ほぼ5分の勝負だ。しかしここでオールインするのは20カードストレートドローを過大評価しすぎだ。

相手がドミネーテッドナッツドローである、Q-J-T-Xを持っている場合の勝率は、

ddd

4回中2回は負け 1回は引き分け 1回は勝つという確率になる。非常に分が悪い状況だ。


これら上記に挙げたストレートドローはfour-card Wraps(手札4枚全てとボード2枚のカードを使ったドロー)となりストレートのアウツは16枚以上で、ナッツのアウツは13以上になる。


次にThree-card Wraps(手札3枚とボード2枚のカードを使ってストレートができている状態+相手が上位カードドローを持っている可能性がある形)である場合の例を説明する。


Three-card Wraps

Case.1

フロップ [ 9s 8d 2c ] You Hold J-T-7-X

アウツは17枚で ナッツは11枚(J3枚,T3枚はナッツでない) このケースはドミネートの兆しがありまくっている。


・Xが8,9である場合


J-T-9-7,J-T-8-7の両者はペア+17ラップストレートドローになる。


・XがAでAがスーテッドである場合

17ラップストレートドローだけでなくナッツフラッシュドローもアウツに加わる。([9c-8s-2c]というフロップでAc-Jc-Td-7sを持っている場合アウツの枚数は20枚を超える ナッツのアウツは17になる。)



Case.2

フロップ [ 9s 8d 2c ] You Hold T-7-6-X

アウツは17枚で ナッツは7枚(ナッツは 5 4枚,6 3枚) 5をターンでキャッチできればcase.1のJ-T-7-Xを倒す事はできる。



Case.3

フロップ [ 9s 7d 2c ] You Hold T-8-6-X

アウツは17枚で ナッツは11枚(8 3枚,T 3枚はナッツでない)になる。


・Xが9である場合 T-9-8-6

トップペア+17ラップストレートドローになる。


・Xが7である場合 T-8-7-6(この形のハンドをトップギャップと呼ぶ スリーコネクター+ハイカードのツーギャップ)

ミドルペア+17ラップストレートドローになる。


・XがJである場合 J-T-8-6

16ナッツストレートドローとなる。


Three-card Wrapsの形になったならば、相手にドミネートされている可能性を考慮しなければならない。例えば case.1,2ならばQ-J-T-Xにドミネートされている。






posted by Nick O at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハのストレートドローその2 − 13カードストレートドロー

アウツが13枚であるときの%(ターンまで 29% リバーまで 50%)

13カードストレートドローはポットリミットオマハで使う基本的なビッグストレートドローである。

理論上、どのストレートドローよりも大きくなり8カードストレートドロー持ちがコールした場合、より大きなストレートを作り倒せる(wrap round)チャンスだ.

これより大きなストレートドローもあるのだが、それは次のセッションで話そう。



13カードストレートドローが発生しうるボードは4種類ある。


1.コネクターカード



フロップ [ 9s 8d 2c ]


2.ワンギャップ



フロップ [ 9s 7d 2c ]


3.ツーギャップ



フロップ [ 9s 6d 2c ]


3.K〜Tのハイカード2枚の組合せ



フロップ [ Ks Qd 2c ]


13カードストレートをしに行く場合は、ドローしたストレートがナッツである場合のみプレイせよ



・一般的な13カードストレートドローができる例



case1.コネクターカード

フロップ [ 9s 8d 2c ]

ストレートドローしていいハンド Q-J-T-X(ボードに出ているコネクターに連結する高いカード3枚を持っている)

ストレートドローしてダメなハンド7-6-5-X(ボードに出ているコネクターに連結する低いカード3枚を持っている)


※ 同じくQ-J-T-X13枚のアウツ=ナッツであるけど、7-6-5-Xは13枚のアウツでナッツになるのは3枚(5が3枚)しかない。ターンでナッツストレートができたとしても、リバーでリドローされる恐れがある。多くの金を失ってしまうケースになる場合が非情に多い



case2.ワンギャップ

フロップ [ 9s 7d 2c ]

ストレートドローしていいハンド J-T-8-X(ボードのワンギャップを埋めるカード+それらに連結する高い数字のカード2枚)

ストレートドローしてダメなハンドX-8-6-5(ボードのワンギャップを埋めるカード+それらに連結する低い数字のカード2枚)


※ case1と同様 ダメなケースのナッツアウツは3枚(5の3枚)しかない 




case3.ツーギャップ

フロップ [ 9s 6d 2c ]

ストレートドローしていいハンド T-8-7-X(ボードのツーギャップを埋める2枚のカード+それらに連結する高い数字のカード)

ストレートドローしてダメなハンド8-7-5-X(ボードのツーギャップを埋める2枚のカード+それらに連結する高い数字のカード)

※8-7-5-Xのナッツアウツは7(5が3枚 Tが4枚) case1,case2と比較してよく見えるが、8,7が出たらT-8-7-Xにフリーロールされる恐れがある。13カードストレートドローでナッツアウツが7or3である場合捨てよ。



case4. K〜Tのハイカード2枚の組合せ

以下に挙げる例はどれも 13アウツ=ナッツアウツ これらのドローをブロードウェイラップと呼ぶ(Broadway Wrap)

フロップ [ Js Td 2c ] You Hold A-K-Q-X

フロップ [ Qs Td 2c ] You Hold A-K-J-X

フロップ [ Qs Jd 2c ] You Hold A-K-T-X

フロップ [ Ks Td 2c ] You Hold A-Q-J-X

フロップ [ Ks Jd 2c ] You Hold A-Q-T-X

フロップ [ Ks Qd 2c ] You Hold A-J-T-X


※ ハイカードが2枚以上出た場合は、セットやトップツーペアなどのペア系から発展する危険性も高い。



【その他のストレートドロー】

17〜20ストレートドロー

7枚全てストレートに絡む場合のドロー

インサイドナッツストレートドロー
posted by Nick O at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハのストレートドロー その1

PLオマハでビッグポットになるケースは両者ともにストレートができているか または、両者が大きなドローを2種持っている(セット+ナッツフラッシュドローなど)場合である。

熟練のオマハプレイヤーはビッグポットはストレートが関わることで作られるということを理解している。

ホールデムではオープンエンドストレートドロー(例 87持ちで フロップ[ 6-5-x ] )やダブルガットショットドロー(例 QJ持ちで ボード[ T-8-7-A ])は、ビッグストレードローハンドと呼ばれる。


しかし、オマハでは8カードのストレートドローは相手に美味しく食べられてしまう。そうなる理由を説明しよう。


理由その1 これらは簡単にデュプリケイト(相手が同じ手を持っている状態)されていて、ドローができてもポットは半分になる。そしてターンで相手にフリーロールプレイをされてしまう。


理由その2 これら多くのドローの大半はナッツでないハンドだ。そして簡単にドミネートされる。

例.

You hold J8

フロップ [ Ts 9h 2d ]

このときQが来ればストレート完成。しかし、KJ持ちにより大きいストレートが作られてしまう。ホールデムではこのストレートドローはガットショットドローなのでドローしに行くプレイヤーは少ない。だがオマハでは、 K-Q-J-xという形のドローイングハンドを持っているのはよくある事だ。

ストレートドローをするのなら、フロップで13ストレートドローができている形で行きたい所である。


※この本はストレートドローに重きを置いている。確かにビッグポットができたケースを振り返ると、プレイヤーにストレートができている場合がほとんどだった。そこからバックドアフラッシュで敗れたり、トップセットのフルハウスに敗れるというようなケースになる。

理由その3 ポットリミットオマハはポットベットが限界になる。8カードストレートドローでは必要とされるポットオッズを手に入れる事は厳しい。プレイしたとしても、ドミネーティングドローの状況になってしまう


理由その4 オマハのビッグストレートドローは13カードストレートドローと17カードストレートドローと20ストレートドローのことを言う。そしてフラッシュの可能性もあって始めて行けるのだ。





オマハではビッグドローを持ってアクションするプレイヤーは間違いなく存在する。

8カードストレート持ちでベットするという行為は"セミブラフ"程度としてしか認識されない


君はそれでも8カードストレートドローをプレイするのか?



※この本はストレートドローを重要なセッションとして書いている。確かに今までプレイしてきてビッグポットになったケースの大半はストレート絡みから発展している。
posted by Nick O at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | オマハ(Pot Limit Omaha Hi) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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