2009年12月17日

PLO Floating(フローティング) その4


レイズでなくコールの方がいい理由


Q.「相手がスチールしているだろう」と思ったのに、レイズでなくコールするのか?レイズすればその時点でポットが取れるのに

A.その質問に答えよう。 結論から先に言うと、コールはレイズよりも優れているのだ。

コールすることで、次のベッティングラウンドに行くことができ、そこでのアクションから相手の情報を得ることができるのだ。コールは投資するようなものだ。あなたの右にいるプレイヤーがウィークであるときは、コールし次のベッティングラウンドでのポットベットは、フロップレイズとほとんど同じ効果を得ることができるのだ。レイズするということは好んでリスクを取るようなものだ。



例1.

ヘッズアップであなたがインポジションにいる。 あなたのハンド <A♥ 8♥ 6♠ 6♠

フロップ[ Q♥−5♥−2♣]Pot:$100

相手はポットベット$100をした。あなたはどうする?




【フロップでレイズした場合】

ポットレイズ$400をし、相手はフォールド。あなたは$400を使って、$200の勝ちとなった。





【フロップでコールした場合】

あなたはコールし、ポット$300でターン。ターンでラグが出て、相手はチェック。あなたは「相手はスチールしに来た」と判断して、ポットベット$300を打った。相手はフォールド。あなたは$300を使って、$200の勝ちとなった。



同じ$200の勝利だが、コールを選んだ場合はリスクはレイズより少ない。この違いはミスを犯したとき顕著に現れる。




例2.

例1と同じ状況で、こちらが負けた場合の損失



【フロップでレイズした場合】

ポットレイズ$400をし、相手はポットリレイズ$1100をした。たいして強いハンドを持っていないのでフォールド。あなたは$400の損失となった。





【フロップでコールした場合】

あなたはコールし、ポット$300でターン。ターンでラグが出て、相手ポットベット$300をプレイ。あなたは「フロップ、ターンとポットベットしたのだから強い手を持っている可能性が高い」と判断して、あなたはフォールド。コールした分の$100の損失となった。



コールした場合は、レイズしたときよりも損失が低いだけでなく、カードを見ることもできる。ターンで相手がチェックレイズ狙いのチェックをしていて、あなたがそこでポットベットを打ち、そのベットにチェックレイズされたとしても、損失分はフロップでレイズを選んだ場合と同じ額の損失となる。コールはカードを見ることができたのに、レイズしていたらカードを見ることはできないという差が出た。

ポジションがある状態で強い手を持っていない場合でゲームに参加する場合、「レイズは大きなミス,コールは小さなミス」となる

厳密に言えば、フロートする価値はポジションがある状態で、あなたがコールしたら、すぐに次のベッティングラウンドに行けるという状況でのみに価値が生まれる。

その例を出そう。




例3.PLO6人卓 UTGから3BBレイズが入り、ボタンにいるあなたとSBがコールし、3人でフロップ 




フロップ[ 10♠−8♥−5♠]Pot:10BB

あなたのハンド <J♣ J♥ 9♣ 9♥

SBがチェックし、オリジナルレイザーがポットベット10BB。あなたのアクション



この状況でコールするのはマズイ状況。ここでコールし、SBが「オリジナルレイザーはCB打ってくるからチェックレイズで迎え撃つ」と思った場合、巻き込まれて余分なコストを支払うことになってしまう。このケースの場合はフロートコールよりもレイズしたほうが良い。さらにレイズを被せてくれば、いい手持っていると判断できて降りれるからだ。


※手札の差は本当に大きい ホールデムは2枚だけなのでピンポイントで読めるけれど、オマハは範囲が広すぎるので読みが難しい。手札4枚あるからドローする価値も高い。
posted by Nick O at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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