2010年09月02日

30〜40BBバイインに上げてプレイ 要約



最初のバイインを20BBから30〜40BBに上げてプレイした。

左隣がタイトパッシブなプレイヤーならば40BBバイインから始め、マニアックであるなら30BBバイインでゲームを始める

左隣がマニアックならば、リンプ・リレイズとチェック・レイズを用いることで他プレイヤーから多くのデッドマネーを生み出すことができる。

左隣がロックであるなら、そこそこいいハンドで常にミニマムレイズをする戦術を取る。ミニレイズにポットリレイズをされても40BBならばコールする余裕がある。

【ミニマムバイインプレイとの違い】


★ STEP1で用いたプレイヤーイメージを引き継いでプレイする場合、あなたがリンプした場合、他プレイヤーはA-A-X-X,K-K-10-9というようなハンドを高確率で持っているという風に考えるだろう。つまりは、後ろのプレイヤーがレイズする気があまり起きなくなる。レイズがあまり起きないのならば、ボタンにいなくともAs-10s-8h-5dというような弱いハンドでも気軽にフロップを見れるようになる。


★ 40BBを持つことで降りずに済むシチュエーションが増える。


★ リンプ・リレイズやポットリレイズを9-8-7-5 DSというハンドで用いることができる
もちろん相手のレイズが100%AAであるなら、リレイズはできない。

※ある程度スタックあると相手は「降りたほうが得というケース」も発生する為、降ろして勝つという選択肢が生まれる


決してポットレイズを自分からしないこと ポットレイズ(orポットリレイズ)をするとある程度スタックが残った状態でフロップをプレイすることになり、プレイしづらくなるからだ。以下にプリフロップでポットレイズできる条件を挙げる


プリフロップでポットレイズする場面


・プリフロップオールインができるときか、フロップのベットでオールインとなるスタックに達したときに行う(本当に持っているときに行う)

・AAを持っているかのように見せる為に行う(セミブラフ的に用いる)



[STEP 3]100BB(MAXバイイン)でのプレイに続く

posted by Nick O at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

100BB(MAXバイイン)でのプレイ 要約



30〜40BBバイインからチップを増やし、ビッグスタック状態からゲームするのは良い。ここで続ければ相手があなたのレイズやベットに信用することになる。
ここでは、

充分なスタックを持つ弱いプレイヤーをターゲットにする

弱いプレイヤーを見つけたらMAXバイインをして戦う。
特にそのプレイヤーがあなたの右隣にいるならターゲットとなる。ここからが本当のポーカーだ。前に培ったタイトイメージを利用して、スモールリレイズして相手をアイソレートしたりする。

ここで用いる戦術は、

ゲームに参加するときは常に3BB一定のレイズをする


【そうすることで得られるアドバンテージ】


★ 常に一定のレイズ額なので何を持っているかの判断ができなくなる。A-A-X-X8-7-6-4 DSというようなハンドを同じようにプレイしたいだろう。


★ 安いコストでプリフロップレイザーの立場(イニシアチブ)を得れる。


★ ポットを大きくしてフロップが当たれば、大きなポットが取れる機会となる。


★ あなたは相手に対し簡単にリレイズされなくなる。相手がディープスタックであるなら、相手はフロップ次第で勝てると思い簡単にコールできるし、ポジションが悪いところからポットを大きくし、フロップ以降のプレイをしたくないからだ。特に相手のリレイズが多くの情報を与えるようなプレイをしているならばなおさらである(例として リレイズするときはいつもAAであるという場合)


★ あなたがするレイズによってマルチウェイでのアクションをしょっちゅう引き起こすことになる。私はこの状態からテクニックを用いてミスを引き起こさせることができるし、いつでもポットを大きくできる。少々のコストでまぁまぁのポットを取れる機会ができるということになる。



だが、そうは美味い話があるわけがなく、この戦術の問題点を挙げるとしよう


【この戦術のディスアドバンテージ】


▼ 常にこのプレイがあなたに最大限の利益をもたらすわけではない。ターゲットとなるプレイヤーが降りた場合はあなたのレイズに対して価値が落ちることになる。

▼ このプレイをしてもあなたの目的(弱いプレイヤーと一緒に有利な状況に持ち込むこと)を達成できないならいつもそうするべきでない。仮にあなたがカットオフにいて右隣にいる弱いプレイヤーがリンプし、敵とポジションを持った状態からヘッズアップに持ち込もうと思うならば、

3BBレイズするよりも、ポットレイズし他プレイヤーの参加を気軽にできなくしたほうが明らかに良い

ここで3BBレイズしたら、ボタンやブラインドが参加してポジション取れずにマルチウェイ状態というかなり悪い状態で戦うことになりかねない。


▼ ショートスタックプレイヤーがいる場合、場が荒れる。
※本に記述されていないが、ショートスタックがいる場合、プリフロップでオールインできる機会を与えるようなものなので、ディープスタックで行うルーズプレイはショートスタックの存在を意識してプレイする必要がある。



[参考記事]

(キャッシュゲーム)ビッグスタック時のプレイ(120BB以上)

オマハ上級編 Floating(フローティング) まとめ

PLO 上級編 スモールボールプレイ まとめ

PLO 上級編 プリフロップリレイズのまとめ
posted by Nick O at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PLO Advanced skills チェックレイズ

チェックレイズ


一般的なルール。ポットリミットオマハではフリーカードを与えるのはいけないことである。であるから、チェックレイズがあまり起きないのならば、あなたは恐れずにベットをするべきなのである。マルチウェイポットでは特にそのことがいえる。しかし、ヘッズアップではセミブラフ、ブラフでのチェックレイズの頻度が大きくなる。理由は単純で、一人降ろせればその時点で勝ちとなるからだ。チェックレイズには、


積極的チェックレイズ消極的チェックレイズ


の2つに分けられる。どういうものなのか例を出しつつ解説しよう





★積極的チェックレイズ

積極的チェックレイズをする上での思考はこういう感じになる。


「自分はかなり強いハンドを持っているけれど、相手からより多くのチップを引き出したいから、ベットせずに相手のベットに対してレイズする」

「何も持ってないけど、ベットしてきたらチェックレイズして降ろしてやる」

特別なものでなく、スタンダードなチェックレイズの考え方。






▲消極的チェックレイズ

消極的チェックレイズをする上での思考はこういう感じになる。


「相手のベットはスチールベットではないだろうか?」

「ベットしてきた相手はショートスタックだからここでチェックレイズすればオールインになる。ポジション悪い状況で戦い続けるより、ここで確率の勝負に持ち込んだ方が得。」


やりたくてチェックレイズするのでなく、チェックレイズがベストな判断となるからやるという感じで行う。




※管理人の一言 犯罪に例えるなら、
積極的チェックレイズ「盗むスリルを味わいたいからやった」
消極的チェックレイズ「腹が減っていたので仕方なく盗んだ」
情状酌量の余地がないのが積極的チェックレイズ、あるのが消極的チェックレイズ。


積極的チェックレイズはボードに出たカードによってやるか諦めるかが決まる。

フロップ [ K♠−7♥−2◆ ]

フロップ [ K♠−Q♣−6♠ ]


チェックレイズは、ドローの可能性がたくさんあるボードよりもドローの可能性がないボードの方がチェックレイズがしやすいといえる。その理由は2つある。

1.[Ks-7h-2d]は[Ks-Qc-6s]に比べてワンペアより強い役ができている可能性は低い

2.[Ks-7h-2d]は[Ks-Qc-6s]と比べターンで出たカードによってナッツ作られるという可能性は低い


K◆ K♥ 8♠ 8♥ >を持っていてチェックレイズする場合は、[Ks-Qc-6s]というフロップよりも、[Ks-7h-2d]の方を好む。なぜかというとドローの可能性が大きくあるフロップだと、相手がビッグドローを持っているならチェックレイズをしても降りない。むしろフロップでチェックレイズしてくれてありがたいとさえ思うのだ。ビックドローとトップセットはコインフリップとなり、ほぼ5分の勝負となる。


ヘッズアップの場合、相手を降ろせば勝ちとなるのでブラフチェックレイズをする頻度はマルチウェイと比べ高くなる。特に相手がフリーカードを与えてくれないアグレッシブな相手(CBを打つ確率100%の相手)ならば、チェックレイズは効果的なアクションとなる。



消極的チェックレイズは相手(プレイスタイルとスタック)によってやるかどうかが決まる

ではここで、例を出そう


例1

あなたのハンド <A♠ 9◆ 8♠ 7♥ > 110BBのチップを持ち、SBの位置にいる。

UTGが3BBレイズをし、カットオフとボタンがコール。あなたとBBもコールし、4人でヘッズアップ。


フロップ [ 7♠−6♣−2♥ ]Pot:15BB

あなたはトップペア+オープンエンドストレートドローを持っている。あなたはここでどうする?

―――――――――――――――――――――――――

この状況はSPRが4以下(ポットベットにポットレイズまでのチップ量)であるなら、問題なく突っ込めるシチュエーションとなる。だが現在のSPRは7くらいリレイズされてオールインとなるチップの量であり、後ろに4人のプレイヤーが控えている。このハンドは十分な強さを持っていないのでチェックせざるをえない。


―――――――――――――――――――――――――


あなたはチェック。ボタンまでチェックで回り、ボタンが10BBのベットをしてきた。ボタンの持つスタックは約80BBである。あなたはどうする?


―――――――――――――――――――――――――

こうなると話は少々異なる。ボタンからのベット,ポット以下のベットというのは高確率でスチールを表す。一般的にボタンでベットしたプレイヤーがタイトであるのならば、セットを持っている場面であり、ここでチェックレイズするのは長い目で見たら悪いアクションとなる。(チェックレイズは確率的に損する)

だが、ここでチェックレイズをすれば、ボタン以外は確実にフォールドするだろう。何も持たない状態でのスチールベットならば降りる。降ろして勝てる確率も生まれる。仮に相手に強いハンドを持ち、オールインをされたとしても、あなたにはナッツストレートドローのアウツがあるので勝てる望みはあるのだ。


posted by Nick O at 18:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オマハ ダブルペアの勝率〜プリフロップヘッズ〜

You Hold 6♠ 6◆ 5♠ 5◆


VS A♥ A♣ 8♠ 2♣  勝率 46%
AA82 SD


VS A♣ A♥ 8♠ 6♥  勝率 39%
AA86 SD



VS A◆ A♠ 9◆ 9♠  勝率 33%
AA65 DS


VS A♥ A♣ 6♥ 5♣  勝率 27%
AA65 DS



VS 10♠ 9♠ 8◆ 7◆  勝率 40%
T987 DS


VS K♣ Q♣ J♥ 9♥  勝率 51%
KQJ9 DS



相手にペア部分を持たれると勝率が極端に下がる。だが6655はストレートがあるので若干勝率が底上げされている。それにDSでもあるからまぁまぁ戦える数字となっている。トーナメントではショートスタックへのオールインに受けれるハンドだ。次にストレートやフラッシュもないダブルペアの強さを見てみよう。


You Hold 9♠ 9◆ 4♥ 4♣



VS A♠ A◆ 7♠ 5♥  勝率 26%
AA86 SD


VS A♠ A♣ 9♣ 4♠  勝率 14%
AA94 DS


VS 10♥ 10♣ 6♠ 2♠  勝率 28%
TT62 SD


VS A♠ K♣ Q♥ J♥  勝率 41%
AKQJ SD



DS系ハンドはプリフロップオールインには向かない。フロップを見に行ってどう判断するか決めたかプラスになるハンドであろう。
posted by Nick O at 18:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

The Pivot card

The Pivot card

ここではピボットカードについて説明しよう。ピボットカードとは、

ストレートを作るための軸となるカード


このカードがフロップで出た場合、ターンで出たカード次第でビッグストレートドローを持つ状態となる(バックドアストレートドロー)では具体的にどういうものか例を出そう



例1


あなたのハンド <Q♠ J♠ 9♥ 8♣

フロップ[ 10♠−3♣−2♥]


あなたはフロップでストレートを作る上で重要なピボットカードを引いた。ターンでK Q J 9 8 7が出ればあなたは13カードストレートドローか17カードストレートドローを手にしたことになる。



※ストレートドロードローと言うべきだろうか?


今まで教えてこなかったのは、バックドアドローで何の理由も無くコール・レイズすることは間違いとなると以前教えたからだ。だが、今ではフロートやSPRの概念を教えてきたのでバックドアドローでコールやレイズするケースをあなたは知っているはずだ。


Pivot Cardヒットで攻めれるシチュエーション

★ SPRが低くオールインして突っ込めるとき
★ フロートができるとき(要 十分なスタックとポジション)



例2 SPRが低くオールインして突っ込めるとき

ブラインド$1−2 $5ブリングイン MAXバイイン$500のゲーム


私のハンド <9♣ 8♣ 7♠ 5♥> スタック $500 ポジション:アーリー

<プリフロップ>
私はレイズ$15をし、その後ろのプレイヤーが$50にリレイズし、全員がフォールド。私はそれにコール


フロップ[ A♣−6♠−2♣]Pot:$100

私はチェックし、レイザーが$100ベットをした。今現在のスタックは$400持っている。私は、

「彼がAAを持っておらず、かつナッツフラッシュドローを持たないならば、私のチェックレイズオールインにフォールドするだろう。現在の私はフラッシュドローとバックドアストレートドローを持っている。降ろせる確率も考慮したらここでのオールインレイズは悪くない」

そう考え、私はレイズ$400をし、彼はコール。彼の持っていたハンドは、<A♠ A◆ J◆ 2♥> トップセットのみでドローのないハンドであった。

[この時点の勝率]







例3 フロートができるとき

ブラインド$2−4 6人卓の MAXバイイン$400のオンラインゲーム


私のハンド <Q♥ J♣ 10♠ 8♥> スタック $400 ポジション:ボタン

<プリフロップ>
UTGから$14のレイズが入り、私はコール。SB、BBは降りてヘッズアップ 


フロップ[ 9♣−3♠−2◆]Pot:$34

UTGが$26のベットをしあなたのアクション。

以前やったフロートを思い出してほしい。ここでフロートができるならば(相手がターンでチェック・フォールドモードになって諦める可能性が高いと読んでいる)ここでコールする正当性が高まる。ターンでQ,J,10,8,7,Kが出ればあなたはストレートドローを手にすることができ、まともに勝負できる可能性も出るわけだ。


【バックドアストレートドローからできる確率】


スターティングハンドストレート系
スターティングハンドストレート系(マージナルハンド)



【参考記事】
フロートまとめ




posted by Nick O at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SPR その6 練習問題その2(アンダーフルをもったとき)


練習問題その2

$1−$2のゲーム あなたのハンド <8◆ 7♣ 6◆ 6♥ > あなたは$40を持ち、BBの位置にいる。

前のプレイヤー3名がリンプし、SBもリンプし、あなたはオプションチェック

フロップ [ Q♣−Q♥−6♠ ]Pot:$10

SBがチェックし、あなたはアンダーフルを手にしたので$10ベットをし、次のプレイヤーはフォールドし、その次のプレイヤー($210)がコールし、その次のプレイヤー($300)は$50レイズをし、SBはフォールド。あなたはどうする?

Answer:コール おそらく二人のどちらか一人は少なくともQを持っているかQ6を持たれているケースだ。問題その1のケースと比較しSPRが低く、ここでQ6を怖れて降りるというのは間違ったプレイだ。





練習問題その3

$1−$2のゲーム あなたのハンド <8◆ 7♣ 6◆ 6♥ > あなたは$40を持ち、ボタンの位置にいる。

前のプレイヤー2名がリンプし、あなたはリンプ。SB、BBもコールし、5人でフロップ

フロップ [ Q♣−Q♥−6♠ ]Pot:$10

SB BB 最初のリンパーはチェックし、後ろのプレイヤー($200)は$10ベットをした。あなたはどうする?


Answer:レイズ ローSPRならばアンダーフルで突っ込むのは最適なアクションとなる。あなたはおそらくベストハンドを持っているだろう




練習問題その4

$1−$2のゲーム あなたのハンド <8◆ 7♣ 6◆ 6♥ > あなたは$350を持ち、ボタンの位置にいる。

前のプレイヤー2名がリンプし、あなたはリンプ。SB、BBもコールし、5人でフロップ

フロップ [ Q♣−Q♥−6♠ ]Pot:$10

SB BB 最初のリンパーはチェックし、後ろのプレイヤー($200)は$10ベットをした。あなたはどうする?


Answer:コール SPRが20より大きく、この場合はうかつにレイズすると相手にインプライドを与える事になる。アンダーフルを持ったら、大きなポットでプレイしたいと思わないというのが一般的。こちらにポジションもあるので、レイズするというのはハンドだけの勝負をすることになるのだ。

posted by Nick O at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SPR その5 練習問題


練習問題その1

$1−$2のゲーム あなたのハンド <8◆ 7♣ 6◆ 6♥ > あなたは$350を持ち、BBの位置にいる。

前のプレイヤー3名がリンプし、SBもリンプし、あなたはオプションチェック

フロップ [ Q♣−Q♥−6♠ ]Pot:$10

SBがチェックし、あなたはアンダーフルを手にしたので$10ベットをし、次のプレイヤーはフォールドし、その次のプレイヤー($210)がコールし、その次のプレイヤー($300)は$50レイズをし、SBはフォールド。あなたはどうする?

Answer:フォールド。これは典型的なリレイズするかフォールドするかのシチュエーションで、こちらが多少有利か凄く不利な状況のどちらかしかない。おそらくや2名はQueenを持っているだろう。

【想定されるシチュエーションその1 2人Qトリプス】
オマハの勝率 アンダーフル


【想定されるシチュエーションその2 Q6オーバーフル】
オマハの勝率 オーバーフルがいた場合

ここで突っ込んだとしても絶対的に有利な状況とはならない。SPR14以上という状況で相手がレイズしてきた。この状況はナッツかナッツに繋がるビッグドローじゃない限りレイズはしてはならないシチュエーションとなる。(300÷10=30)どちらか二人がQ6を持っていたらドローイングデッドとなる。こういったSPRが莫大である場合は退いたほうが賢明なのである。

posted by Nick O at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SPR その4 middle SPR (SPR対応表)

SPRが高くもなく低くもない PLOで頻繁にあるシチュエーション。微妙な強さを持つハンドがどうプレイすれば良いか難しい領域となり、ポジションを有効に使ったプレイであるフロートに効果が出てくる範囲でもある。

SPR4〜13以下は、

ポットレイズにレイズしてオールインできる額(3Bets以内)のレンジとなる。

参考

フローティングまとめ

SPRに対応したオールインできるハンドレンジを以下に紹介する。



オマハ SPR表

[表の補足説明]

1Bet:フロップ ポットベットしてオールインとなるスタック(SPRは1より低い) 
2Bets:ポットベットにポットレイズしてオールインとなるスタック(SPRは4より低い)
3Bets:ポットレイズにポットリレイズしてオールインとなるスタック(SPRは4より大きく13より低い)
4Bets:4回以上ポットレイズしてオールインとなるスタック(SPRは13より大きい)

OK:問題なくオールインできるハンド
Iffy:難しいシチュエーション 相手次第で決断するハンド
NO:コミットにならない限りオールインしてはならないハンド
NO Way:オールイン厳禁 オールインしたらフィッシュ扱いされるハンド
OK/Iffy:SPRが対象範囲内の低い方に属してるならOK,高い方に属するならIffyとなるハンド
Iffy/NO:SPRが対象範囲内の低い方に属してるならIffy,高い方に属するならNOとなるハンド



[追記]

ナッツじゃないビッグストドローなど下ストなど自分がそういう風に呼んでいる俗称で表を作ってしまい、分かり辛いと思うので実際にどういうハンドなのか例を出す。


ナッツじゃないビッグストレートドロー

ストレートのアウツは13以上あるが、そのアウツがナッツとしてカウントされないものを指す。



フロップ[ J♣−8♥−3♠ ]

あなたのハンド <10♠ 9♥ 7◆ 5♠ > 

ストレートのアウツは、Q:4 10:3 9:3 7:3 の13枚で、9,10はより上のQハイストレートがナッツとなるので、ナッツアウツは7枚となる。

このハンドは、ポットベットしポットレイズに対してオールインコールあるいは、ポットベットにポットレイズオールインまでしていいハンドに分類される。



下ストレートドロー

表ではそのように書いてしまったけれど、正確に言うと "サッカーラップ"
13カードナッツストレートドローと違いサッカーラップは下に伸びているストレートドロー



フロップ[ J♣−10♥−4♠ ]

あなたのハンド <9♠ 8♥ 7◆ 6♠

ストレートのアウツは、Q:4 9:3 8:3 7:3 の13枚 この組み合わせからナッツストレートとなるものは7しかなく、ナッツアウツは3枚だけとなる。

このハンドは、1ベット以内で収まるポットじゃない限りはオールインしてはいけないタイプのハンド



トップペア+リドロー



フロップ[ K♣−8♥−5♠ ]

あなたのハンド <K♠ Q♥ J♥ 10♠


posted by Nick O at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SPRその3 LOW-SPR

あなたがショートスタックであるときか敵がショートスタックである状況はこのシチュエーションで戦うことが多くなる。

例1

ポット$1000 全てのプレイヤーのスタックが$1000という状況 あなたがフロップで最後のアクションという状況で、最初にアクションするプレイヤーがオールインし、全てのプレイヤーが降りて、あなたのアクション



このシチュエーションでは、ハイSPRで危険なハンドとされる ミドルセット,ボトムセット,セカンドナッツフラッシュ,アンダートリプスといったハンドが十分強い状況となる。相手がそれ以下のハンドで攻めてる可能性もあるし、これ以上チップが減る恐れがない。

前回挙げたフロップオールインしてはいけないハンド



SPRまとめ(高いときと低いとき)

SPRがとても高い場合は、中途半端に強いハンドで大きなポットにするのは危険 攻めるときはリドロー付きナッツとナッツアウツがものすごくあるドローで攻めよ

SPRが4以下である場合、ポットベットをレイズすればオールインできるかポットコミットにすることができる。

SPRが1以上〜4以内である場合、ローSPRシチュエーションとなり、ポットベットにレイズすることでコミット状態にすることができる。SPRが4以下である場合、ハイSPRで危険なハンドも十分強いハンドとなる。

SPRが1以下である場合、ほとんど降りれる状況でなくなる。ポットオッズが全ての判断となる、1である場合、勝率 33% 0.5は勝率 25%以上あればオールインする状況となる。





ではSPRが4より大きく13未満である状況どうなるのか?このテリトリーに入った場合は難しい決断となる。
posted by Nick O at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SPR その2 High-SPR

High-SPR状態のプレイ

SPRの説明



SPRが13より大きい(全ストリートでポットベットを打ってもオールインできない量のチップを持っている)状態のときは、ハイSPRシチュエーションと言える。つまりは、インプライドオッズが大きく、ドローを引くというプレイがとても強い状態となる。この状態のときにハンドを手にした場合、

ビッグポットを作り上げるか、ポットを小さいまま保つのか

を判断することになる。私は前作でビッグポットで戦うことを想定して本を執筆したわけだ。ビッグポットで戦えるハンドは、


フロップオールインできるハンド

★ナッツストレート+リドロー
 ナッツストレートのビックプレイ

★ナッツオーバーフル(AAAKKフルハウス) フルハウスのビックプレイ

★ナッツのトップセット(特にドロー付きのもの) トップセットのビックプレイ

★ナッツフラッシュ

★ドミネーティングドロー(例 フロップ [Qs-8h-6d] あなた ボードレインボーのときの16ナッツストレートドロー ,レインボーフロップでのトップペア+13カードナッツストレートドロー) ドミネーティングドローのビックプレイ



これら上記のハンドはフロップ4ベット以上になっても受けれるし、さらにレイズを被せれる。これらのハンドを手にしてフロップオールインするのは非常に大きな価値を手にすることができる。16カードナッツラップとトップセットのバトルはほぼ5分5分の状況になる。あなたがビッグハンドを手にしたとき、敵を打ち倒せるだろう。



※管理人の一言…一言で言えば最強クラスのハンド



では、ハイSPRシチュエーションで最強クラスのハンドを手にしていないときは何をすればよいのか? 

以下に挙げるハンドは、ナッツじゃないハンドとナッツだけれどドローによってより強いナッツを作られる恐れの高いハンドを指す。



フロップオールインしてはいけないハンド

▼ドローなしのナッツストレート
(例 フロップ [Js-10c-8c] あなた

▼アンダーフル

▼ミドルセット,ボトムセット 

▼アンダートリプス(例 フロップ [Ah-6c-6d] あなた <7h-6d-5s-4h> )  

▼セカンドナッツフラッシュ 

▼ナッツじゃない16カード以上のストレートドロー(例 フロップ [9h-7h-2d] あなた <Ts-8d-6s-3c> )


これらのハンドは4回目のレイズに耐えられないハンドであり、一般的に

小さく勝って大きく負けるハンド

なのである。これらのハンドを持ち、両者共にSPR<13より大きいならばいいハンド持っていると思ってレイズをしてはならない。そこで例を出そう

例1

5プレイヤーでフロップを見に行き、現在のポット$25 全てのプレイヤーのスタックが$1000(SPR=40)

あなたのハンド <A♠ 9◆ 8◆ 3♠> 

フロップ[ 10♣−7♣−6♥]Pot:$25

BBがポットベット$25をし、あなた以外のプレイヤーが全員降りた。
あなたはここでナッツストレートを持っている。そのベットにポットレイズした場合$100,ポットリレイズされた場合$325,4度目のレイズをしてオールイン$1000となる。あなたはどういうアクションをするのか?



確かに現在はナッツだが、3枚目のスーツが出ればフラッシュができるボードとなり、ペアができればフルハウス以上がありえて、8,9が出ればさらに上のストレートができる可能性が出てくる。98のストレートがナッツじゃなくなる可能性は物凄く高いということになり、レイズしてポットを増やすのは危険な状況となる。


そこそこいいハンドを手にした場合は、ベットが起きたら一般的にコールに留めておきポットを小さいままに保つことが大切
posted by Nick O at 12:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SPR(スタック・トゥー・ポットレシオ) その1

ポットリミットオマハは現在持っているスタックの量によって、プレイできるハンドの範囲が劇的に変わるゲームである。そこでSPR(スタック・トゥー・ポットレシオ)について簡単に説明しよう。SPRは


 あなたの持つチップ÷現在のポット=SPR




で求められる。あなたが$1000持っていて、ポットが$100ならば、SPR=10 $300ならば、SPR=3という具合になる。

SPRとは何を意味するのか?

SPR=1 で1回のポットベットをしてオールインとなる
SPR=4 で2回のポットベットをしてオールインとなる(フロップ ポットベット→ターンポットベット)
SPR=13 で3回のポットベットをしてオールインとなる(フロップ,ターン,リバーでポットベット)

つまりは、

SPRが13より大きいならば、どこかのストリートでレイズが起きない限り1回のゲームでチップを全て賭けることができない(ヘッズアップの場合)

SPRごとにカテゴリー分けをすると、


SPR1以下・・・・・・ものすごく低い(ポットコミット状態)
SPR1〜4以下・・・・・低い
SPR4〜13以下・・・・・普通
SPR13以上・・・・・・・高い(インプライドオッズが見込める)


SPRはポストフロッププレイを決める劇的な判断要素となる。次にSPRごとにどうプレイしたらよいか説明しよう。
posted by Nick O at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フロートのまとめ



#1 ショートハンデッドポット(フロップ2〜3人参加のゲーム)での相手のチェックは物凄く相手が弱いというサイン
  ここでベットすればポットを勝ち取ることができる。

#2 ポット以下のベットは高確率でいい手を持っていないというサイン
  そのベットにコールし、次のベッティングラウンドでチェックしたらそれは弱さを表す。

#3 コンティニュエーションベットはしょっちゅう見かけられる
  特にショートハンデットポットではする割合が高い

#4 ヘッズアップでの最初のベットは何でもありえる状況
  あなたは敵のレイズに定期的にレイズするべきである。特にあなたがポジションを持っているのならなおさらそのことが言える。

#5 ショートハンデットポットはポジションが全て
  マルチウェイポットはハンドに頼らざるをえないが、ショートハンデットポットはポジションを駆使しなければならない

#6 フロート期待値の価値は敵次第
  フロートを成功させる為には相手がベットし、次のベッティングラウンドでチェックするのかどうか知っているかがカギとなる。

#7 弱い敵(パッシブでビビリ)は高いフォールド期待値を得ることができる
  その代わり、ドローをしに行き役を完成したとしても、相手はたいていすぐに降りるので追加のチップを得ることができない。(ドロー期待値が低くなる)
  

#8 強い敵(ベットの頻度が高いアグレッシブ)やマニアックを相手にする場合、非常に高いインプライドを手にできる。
  その代わり、スケアカードが出たとしても攻めてくる割合が高いので降ろさせて勝てる確率は少ない(フォールド期待値が低くなる)

#9 弱いドローを持ってフロートすることで実際のハンド以上の価値を生み出す
  逆説的に言えば、強いドローを持っている場合はフロートする意味がない

#10 ショートハンデットポットゲームのフロップは本番でなく前座
  少人数の場合はターン以降がメインとなる。ターンを制するものはゲームを制する。 


posted by Nick O at 12:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PLO Floating(フローティング) その7

フロート期待値の比較

フロート期待値はプレイヤーに大きく依存する


同じハンドで同じスタック、同じ情報を持っていたとしても、プレイヤーによって取るアクションは異なる。





例3

ヘッズアップであなたがインポジションにいる。

あなたのハンド <A♠ K♠ Q◆ 3♣> 
敵が持つハンド <A◆ A♥ K◆ K♥

POT:$100 敵とあなたのスタックは$2000 

フロップ[ 8♠−7♣−2♠]Pot:$100

あなたにナッツフラッシュドローができ、相手が$100ポットベットを打った。

あなたは相手が、

ターンでナッツにならない限り、ベットせずにチェックし、ポットベットされたら確実に降りる

プレイヤーだと知っている。ここでコールした場合の期待値はどうなるか?



このケースの場合、A♣ K♣が出ない限り、ベットしに来ないということになる。このケースの場合、95%の期待値を持ってコールできる


ナッツにならない限り降りるプレイヤー相手の期待値



これは極端なケースであって、これほどまで弱いプレイヤーはまずいないだろう。



例4

例3と同じ状況だが、相手にしているプレイヤーはマニアックである場合

あなたは相手が、

ターンで出たカードに関わらず、常にポットベットを仕掛けてくる

プレイヤーだと知っている。ここでコールした場合の期待値はどうなるか?


このケースの場合、ナッツフラッシュができた場合で確実にベットが来るので大きなインプライドオッズを期待できる。

常にポットベットを打つ相手の期待値


最大限のインプライドは手に入るが、チェックしないのでフロート期待値は0となる。

[総評・まとめ]



★パッシブな敵はインプライド期待値は低いが、フロート期待値は高い

☆アグレッシブな敵はインプライド期待値は高いが、フロート期待値は低い



※弱いプレイヤーは何も持たずにコールできるけど、マニアックの場合は何か持たなければコールできないということになる。
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PLO Floating(フローティング) その6

フロート期待値

フロート期待値とはフロップベットにコールし、ターンで相手がチェックしそこでベットすることで相手を降ろして勝てる割合。つまりは、

フォールド期待値と言い換えれる。


相手がどういう条件で降りるかどうかによって算出できる数値となる。
だからフロート期待値は、

相手のプレイスタイルに大きく依存する。


では実際にフロート期待値を出してみよう。



例2

ヘッズアップであなたがインポジションにいる。
あなたのハンド <A♠ K♠ Q◆ 3♣> 
POT:$100 敵とあなたのスタックは$2000 

フロップ[ 8♠−7♣−2♠]Pot:$100

あなたにナッツフラッシュドローを持ち、相手が$100ポットベットを打った。あなたは相手が、

ストレートとフラッシュができるボードになって持っていなかったら、ターンでチェックし、ベットされたらフォールドに切り替わるプレイヤー

だと知っている。あなたはここでどうするべきか?



ターンでJか6が出れば、T9からストレートを作ることができる

ナッツが相手に作られたと思いチェックし、ここであなたはポットベットすれば相手が降りるということが確定しているのであれば、

Jと6の6枚がフロートアウツに加わる

インプライド0 フロートアウツ6のコール期待値


インプライドが期待できなくとも、オープンエンドストレートドローができうるカードが落ちたら降りてくれる相手ならば、ここでのコールは釣り合うことになる。

もし、相手がこちらのことを

「J-T-9-Xというハンドあるならば、Tも9もストレート(スケアカード)になる」

という風に思っているならば、さらにフロートアウツが加わる。


インプライド0 フロートアウツ12のコール期待値



実際は持っていないが、相手がそういうプレイヤーだと判断できているならこの状況でコールしに行くと平均して+$40の期待値が見込めることになる。
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PLO Floating(フローティング) その5


ドロー期待値とフロート期待値


ここでコールについて少し考えよう。相手がベットしてきてそのベットにコールすることは投資をするということになる。ディープスタックプレイであるなら、ドロー期待値とフロート期待値を考慮してコールする価値が大きく出てくる。

ドロー期待値

ドロー期待値は単純にあなたが持つハンドの価値を表す。ストレート,フラッシュドロー,トップセットなどのナッツへ繋がるドローと役ができたら勝てて相手からチップを追加で勝ち取れるインプライドオッズもドロー期待値に含まれる。では例を出そう。



例1

ヘッズアップであなたがインポジションにいる。
あなたのハンド <A♠ K♠ Q◆ 3♣> 
POT:$100 敵とあなたのスタックは$2000 

フロップ[ 8♠−7♣−2♠]Pot:$100

あなたにナッツフラッシュドローを持ち、相手が$100ポットベットを打った。あなたはどうする?



ここで33%以上の期待値が見込める場合はコールすべきケースとなる。
(ここではナッツフラッシュのみを計算している オーバーカードのトップペアになるアウツは含まない。相手はAAを持っているかもしれないし、セットを持っているかもしれない 引いたとしても勝てるか分からないものはアウツに含まれない)

※管理人の注釈 オマハのワンペアは役として考えてはいけない 感覚的にツーペアがワンペアくらいの感覚になる。

しかし、ナッツフラッシュができる確率は20%。計算すると(300×0.2=60)$60のリターンになり、例1ではコールするのに$100が必要なので、算出すると−100+60=−40 単純にドローするだけだと損をすることになる。コールするには$40(13%分の期待値)が見込めなければコールできない。

割に合わせるには5回に1回できるフラッシュを完成させ、$100の投資から$400の勝利が必要とされる。(ターンで$300のポットに対し$200以上のベットが来なければならない)


ドロー期待値=コールとなる場合



ポーカープレイヤーがドローしに行くときは、ほとんどの場合、ポットオッズとインプライドオッズをもって行くかどうか決める。しかし、問題はPLOでは弱いナッツフラッシュドローを持ってフラッシュを作ったとしても、

敵がフラッシュがありうるボードとなった時点で勝負を諦めるのなら、十分なインプライドオッズを得ることはできない

相手がフラッシュできた時点で諦めるのならここでコールするのには割に合わなくなる。マルチウェイポットでポットベットにコールしたものが現れない限り、コールできない状況となる。

だが、私達はこのハンドは単純にコールするだけでは価値は出ないということを知っている。このシチュエーションで敵がウィークであるならば、ターンで出たカード次第で勝負を諦めて、チェック―フォールドに切り替わることがよくある。ここであなたがベットをすれば、敵はスケアカードが当たってしまったと思い、あなたが本当に持っていようがいまいがそれは分からないにも関わらず敵は降りることになる。


次にもう一つの期待値 フロート期待値について説明しよう。
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PLO Floating(フローティング) その4


レイズでなくコールの方がいい理由


Q.「相手がスチールしているだろう」と思ったのに、レイズでなくコールするのか?レイズすればその時点でポットが取れるのに

A.その質問に答えよう。 結論から先に言うと、コールはレイズよりも優れているのだ。

コールすることで、次のベッティングラウンドに行くことができ、そこでのアクションから相手の情報を得ることができるのだ。コールは投資するようなものだ。あなたの右にいるプレイヤーがウィークであるときは、コールし次のベッティングラウンドでのポットベットは、フロップレイズとほとんど同じ効果を得ることができるのだ。レイズするということは好んでリスクを取るようなものだ。



例1.

ヘッズアップであなたがインポジションにいる。 あなたのハンド <A♥ 8♥ 6♠ 6♠

フロップ[ Q♥−5♥−2♣]Pot:$100

相手はポットベット$100をした。あなたはどうする?




【フロップでレイズした場合】

ポットレイズ$400をし、相手はフォールド。あなたは$400を使って、$200の勝ちとなった。





【フロップでコールした場合】

あなたはコールし、ポット$300でターン。ターンでラグが出て、相手はチェック。あなたは「相手はスチールしに来た」と判断して、ポットベット$300を打った。相手はフォールド。あなたは$300を使って、$200の勝ちとなった。



同じ$200の勝利だが、コールを選んだ場合はリスクはレイズより少ない。この違いはミスを犯したとき顕著に現れる。




例2.

例1と同じ状況で、こちらが負けた場合の損失



【フロップでレイズした場合】

ポットレイズ$400をし、相手はポットリレイズ$1100をした。たいして強いハンドを持っていないのでフォールド。あなたは$400の損失となった。





【フロップでコールした場合】

あなたはコールし、ポット$300でターン。ターンでラグが出て、相手ポットベット$300をプレイ。あなたは「フロップ、ターンとポットベットしたのだから強い手を持っている可能性が高い」と判断して、あなたはフォールド。コールした分の$100の損失となった。



コールした場合は、レイズしたときよりも損失が低いだけでなく、カードを見ることもできる。ターンで相手がチェックレイズ狙いのチェックをしていて、あなたがそこでポットベットを打ち、そのベットにチェックレイズされたとしても、損失分はフロップでレイズを選んだ場合と同じ額の損失となる。コールはカードを見ることができたのに、レイズしていたらカードを見ることはできないという差が出た。

ポジションがある状態で強い手を持っていない場合でゲームに参加する場合、「レイズは大きなミス,コールは小さなミス」となる

厳密に言えば、フロートする価値はポジションがある状態で、あなたがコールしたら、すぐに次のベッティングラウンドに行けるという状況でのみに価値が生まれる。

その例を出そう。




例3.PLO6人卓 UTGから3BBレイズが入り、ボタンにいるあなたとSBがコールし、3人でフロップ 




フロップ[ 10♠−8♥−5♠]Pot:10BB

あなたのハンド <J♣ J♥ 9♣ 9♥

SBがチェックし、オリジナルレイザーがポットベット10BB。あなたのアクション



この状況でコールするのはマズイ状況。ここでコールし、SBが「オリジナルレイザーはCB打ってくるからチェックレイズで迎え撃つ」と思った場合、巻き込まれて余分なコストを支払うことになってしまう。このケースの場合はフロートコールよりもレイズしたほうが良い。さらにレイズを被せてくれば、いい手持っていると判断できて降りれるからだ。


※手札の差は本当に大きい ホールデムは2枚だけなのでピンポイントで読めるけれど、オマハは範囲が広すぎるので読みが難しい。手札4枚あるからドローする価値も高い。
posted by Nick O at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PLO Floating(フローティング) その3


リバースフロート(アウトポジションからのフロート)



本書のフロートには4種類あって、1つは通常のフロート(カードがボードに絡んでいない状態からのフロート) 2つ目はコンボフロート(カードとボードが少なからず絡んでる状態 例えるならガットショットストレートドロー+ミドルペア というようなオマハでは強いドローに分類されないドロー持ってのフロート) 3つ目はリスチールフロート(相手がポジションプレイを防ごうと思ってしたベットに対して行うフロート) これら3種類のフロートがリバースフロートの前に用例と共に説明されていた。

最後のフロートはリバースフロート。このプレイは前に説明したモノと違ってポジションのない状態から行うフロートである。ポジションがあるときと比較して危険なプレイとなる。なぜかと言うと、先にアクションしなければならないので、相手が強いかどうかの判断をするのに追加コストとしてベットをする必要があるからだ。



リバースフロートを行う場合のガイドライン


1.フロップで相手がベットしリバースフロートすると決めたのなら、
  あなたはターンでポットベットを打つべきである。



あなたがアウトポジションからフロートを行う場合で、ボードにフラッシュがありうるボードやペアが出現していない限りは、ほとんどの場合でベットポットをおこなうべきだ。なぜポットベットなのかというと、それ以下のベットでは弱さを表す為、相手にリスチールフロートする機会を与えてしまうことになるからだ。(ポットベットを打ち、それに対しアクションするのは自信があるときか本当に強い手を持っているときのみ)

2.あなたが複数のドローを持つか、相手の手を読めていない限りは、
  フロップポットベットに対してリバースフロートを試みるべきではない。


相手からのポットベットをコールし、ターンでフルポットベットを打つ計画を立てているならば、4のコストを使って2の勝利を得に行くというリスクを背負ったものとなる。つまり数学的に割りに合わない勝負となる。

(計算 フロップのポットを1とし、ポットベットを受けて1消費 ターンのポットは3となり、そこでポットベットをすると3の消費 コストは1+3=4 勝ちは フロップのポットと相手のフロップポットベットを合わせて2という計算になる。)

この問題だけでなく、ターンで出たカードがどのような影響となるか考えなければならないし、相手はポット以下のベットをしなかったから強いか弱いかの判断が全くできていない状態であるので、こちらからベットして確かめなければならないのだ。ゆえに求められるのは相手に対する強い読みと何らかしかのドロー。それらを持たなければ。アウトポジションから攻めるのは厳しいのである。

3.リバースフロートを行うチャンス

(1) 相手がフロップでポット以下のベットをしてきた

(2) フロップでボード上にペアができている

(3) ペアとなったボードをプレイするとき、フロップ・ターンよりもターン・リバーでアクションを行っているか


これら3つの要素に当てはまるなら、リバースフロートを試みる機会となる。


リバースフロートの基本は、

ポットベットにコールせず、ポット以下の弱いベットにコールし、ターンでポットベットを打つのが基本


【参考記事】

リバースフロート サンプルケース
posted by Nick O at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PLO Floating(フローティング) その2

フロートはをする場合は特定のプレイヤーに対して行うべきである。フロートは特に弱いプレイヤー(ナッツを持っていない限り強気のベットができないプレイヤー)に対して効果的だ。その理由は後で記述する。

では例を出そう






ヘッズアップ あなたのハンド <Jd-Th-9d-7h

フロップ[ 9s−6c−2d]Pot:6BB

ペア+ガットショットストレートドローを持っている状態であなからのアクション。あなたはここでポットベット6BBを打ち、敵はコールした。


ターン[ 9s−6c−2d−As]Pot:18BB



強いプレイヤーと弱いプレイヤーの考え方は違う。強いプレイヤーはこの場面でもポットベットを打つ。フロップナッツである99を持っていたとしてもだ。強いプレイヤーと弱いプレイヤーの考え方はこのような感じだろうか



強いプレイヤーの考え方
「このカードは相手にとってスケアカードになる。ブラフで降ろせるチャンスだ。仮にポットベットし、相手がレイズしてきたら相手は本当に強い手持ってると分かるから簡単に降りれる。ここでのエースはいいカードだ」





弱いプレイヤーの考え方
「ナッツじゃないハンドでポットベットして降りなかった…しかも、ターンでエースが出た…オマハはエース持ってフラッシュ狙いで参加する奴多いんだよなぁ… AAもありえるし… あーこれはダメだ…」



二つの考えを比較すると、強いプレイヤーはポジティブに考えているのに対し弱いプレイヤーはネガティブに考えている。弱いプレイヤーを相手にしているならば、持っている手札と関係なしにベットすれば簡単に勝つことができる。フロートは、


パッシブですぐにフォールドしてくれるプレイヤーに効果的

フロートを狙いに行く場合はアグレッシブなプレイヤーと比較して多くのハンドでコールすることになるだろう。なぜなら、弱いプレイヤーというのはほとんどの場合でハンドを手にしたら、正直にポットベットを打ってくるからだ。
posted by Nick O at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級テク-PLO- | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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